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木下栄三氏「江戸城三十六御門之内精選十二点とその関連図」展   神田公園出張所M  2021/7/27(火) 15:17
神田駿河台のシェイクスピア・ギャラリーで開催中の木下栄三氏の展覧会に行ってまいりました。
木下氏は内神田に事務所を構える建築家です。
上京後、職場のあった千代田区の街並みに惹かれ、ライフワークとして江戸城の研究や千代田区周辺の建築物の水彩画を作成していらっしゃいます。
今回は、長年にわたる江戸城研究の中から、精選作品12点とその関連作品が展示されています。

――江戸城研究にはどのような思いがありましたか?
木下氏「“江戸の都市計画を現在から未来へ”伝えたいという思いがあります。徳川家康がつくった都市・江戸は自然の地形を活かし、50年という速さで都市インフラ全般を整備するという空前絶後の大事業でした。まさに数百年先を見据え「地の利、人の輪、時の運」を見事に活かした事業であったといえます。
それから幕末を迎え、関東大震災や戦災、1964年東京五輪の短兵急な道路整備などで江戸時代から続いた風情ある濠や水路の風景はすっかり消えてしまいました。
近い将来、必ずやってくる大地震を考えると、江戸の優れた「自然と都市」を考察し、後世へ伝えることができるのは今が最後のチャンスともいえます。
この展覧会が皆さんにとって、都市の在り方について考える一助となれば幸いです。」

【木下栄三「江戸城三十六御門之内精選十二点とその関連絵図」展】
 2021年7月16日(金)から8月7日(土)
 平日 14時から20時  土日祝日 12時から18時
 但し、火曜水曜木曜休み 入場無料
 ※開廊日の15時から、簡単な展示説明を行います。
 画廊兼古書店シェイクスピア・ギャラリー
 〒101-0062 千代田区神田駿河台1-5-6-001
 TEL 090-8580-3160