千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

錦町一丁目町会  林 久美子 さん

はやし くみこさん

①出身地(都道府県)はどちらですか。
台東区元浅草です。蔵前と合羽橋の間の賑やかな商店街の近くで育ちました。実家は豊島町で製紙原料を扱う町工場でした。
周辺は働く人が多い地区だったので、近所には食べ物屋さんが多く、小さいパン屋さんもたくさんありました。国際劇場で働く踊り子さん用に卸していたアンパンは、とても大きくて1個140円だったと思います。とにかく大きくて、いつもパン屋さんのおばあちゃんがたくさんの餡子を煮ているのを見ていました。その店のレーズンパンは、包丁で切ると、こぼれてくるほどレーズンがたくさん入っていました。今でしたらB級グルメと言うのでしょうか。
下町の食に恵まれた場所で育ったせいか、食いしん坊で今でも美味しいものには目がないです。
②趣味は何でしょうか。
手芸です。以前はリボンフラワーや和裁、編み物などをやっていました。
リボンフラワーは、トヨタに勤めていた頃、先輩と一緒に港区役所の職員の手芸サークルに通い、2年間くらい教えてもらいましたが、その後は、自己流で続けていました。和裁は“単衣”から“あわせ”訪問着まで縫いました。
子供が同じ学年で仲良くしていただいた小川町二丁目南部町会の木村部長さんにビーズ手芸を習い、コサージュなども作りました。
手先を動かすことが好きなのですね。今はシャドーアートに凝っています。

③子供の頃の夢を教えてください。
私は4人姉妹の長女で、小さい妹たちの面倒をみながら大人になったら幼稚園の先生になろうと思っていました。それは実現しませんでしたが、今は可愛い孫の世話をしながら、少し遅くなったけれど夢は叶ったかなと思っています。

この写真は、17歳の時、鳥越祭で手古舞をした時の写真です。となりに写っているのが父です。
私はトヨタに勤めていた時に、田町の教習所で早々と運転免許を取りましたので、毎朝出勤前に、父の仕事を手伝ってトラックで製紙原料を仕入れに行っていました。結婚の年に、46歳で父が亡くなった時は、親戚に仕事を引き取ってもらい整理するまで、しばらくの間はトラックを運転して材料を運んでいました。

④婦人部長になられたのはいつですか?
平成24年5月です。
⑤町会のご自慢(大切にしているもの)は何でしょうか。
町会内の団結が自慢です。会員が少ないので、皆さんに協力していただいています。
他に転居されていった方も準会員としてお祭りや総会に参加してくれます。
⑥千代田区内で好きな場所はありますか(お気に入りの店でも。)。
北の丸公園です。緑があり、散歩するには最適な場所ですね。9歳と5歳のダックスフンドを連れて散歩するのですが、5歳の子は散歩嫌い、人見知りで連れ出すのが大変です。他には、有楽町で、次女の夫がタイ料理のレストランでコックをしているので、時々夫と出かけます。

⑦町会活動で楽しい事は何でしょうか。
婦人部は、前任の遠藤部長さんが明るくおおらかでしたので、雰囲気もとてもよく、二か月に一度みんなで集まってお茶を飲みながら連絡事項の伝達や町会活動について話し合います。最近は、家庭での防災用品の装備などが話題になって、折り畳み式のヘルメットの購入なども検討しています。
また、時にはあらたまった席での食事会なども計画して皆で出かけたりします。
⑧神田の若い人たちに一言お願いします。
私は長女と同居していますが、区内の住宅は狭くて高く、若い人たちが親元に住むことが難しい状況です。子供が小さいうちは保育園のお迎えなど手助けが必要です。何とか若い人たちが区内で子育てができて、少しでも人口が増えることを願っています。
⑩その他(何でも)
鳥越神社の祭りを見ながら育ちましたので、お祭りと神輿が大好きです。神輿は一回肩を入れたらやめられないですね。

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