千代田区・神田公園地区連合町会のサイトです。

神田橋町会長  堀田 暁 氏(ほった さとる)令和3年7月就任

神田橋町会は、区営内神田住宅に住む住民で構成される町会です。
お茶の水の聖橋から三田に至る外堀通り、八重洲から一ツ橋に通じる内堀通りが交わる神田橋の交差点に面しています。



今回お話を伺ったのは、堀田暁会長。平成21年〜24年まで3年間町会長を務めたのち、令和3年に再び町会長に着任なさいました。そのため、町会長インタビューを受けるのは2回目。前回との変化や、現在のご趣味についてお話しを聞きました。
ぜひ、1回目のインタビューとあわせてご覧ください!
*堀田会長の任期1回目当時のインタビューはこちらから。
http://www.daisuki-kanda.com/guide/interview/?cno=23

(インタビュアー:小林町会長(小川町北三町会・ホームページ担当理事))
(取材日:令和4年1月28日。写真撮影時以外はマスクを着用しております。)


写真左:堀田町会長(神田橋町会)
写真右:小林町会長(小川町北三町会)

前回の任期から、約10年が経って再びの町会長就任となりました。

小林会長:当時と比べて変化したことはありますか?

堀田会長:年齢は今年(令和3年)で80歳を迎えました。仕事面では本職の不動産関係の会社で定年を迎え、今は週に何回か、不動産関係の仕事をする合間にシルバー人材センターの仕事をしています。
町会の中でいえば、世帯数は90世帯余りとほとんど変動はありません。しかし、やはり住民は高齢化しましたね。居住の条件に所得制限がある以上、お子さんが大きくなったりすると独立して出ていってしまう世帯も多いものですから。

現在のご趣味は何ですか?

堀田:1日10キロ、月300キロ歩くという目標を立てて歩いています。区内で仕事がある日は、出かけてから帰ってくるまで大体15000歩くらい歩きます。15000歩というと10キロくらいですね。最初は自宅から新宿まで歩いていたのですが、飽きてきてしまったので、渋谷まで歩いたり、先日も虎ノ門の東京タワーの近くまで歩きました。
1日の目標の歩数に足りない時は、夜の10時からまた銀座方面を歩きに出かけたりしていますね。街の雰囲気の違いとか、そういうものを楽しんでいます。

小林:すごいですね。確か、前回(平成22年)のインタビューでは月100キロのランニングをしていると仰っていましたよね。

堀田:そうですね。以前は皇居などを走っていました。スポーツクラブに行ったりもしたけど、やっぱり外の景色を見て走る方が好きです。今はランニングはやめて歩く方が多いです。

小林:身体を動かす以外にもお好きなことはありますか?

堀田:ウォーキングとあわせて途中寄り道したり、道中で人とお話したりすることが好きです。以前、服飾会社に勤務した経験もあるのですが、その時から服とかカバンに興味があって、散歩していると途中の色んなお店に知り合いができるんですよ。今は丸の内のバッグ屋さんや花屋さんと親しくさせていただいていて、色々な世代の人と話す楽しみができています。
それから、街行く人のファッションやしぐさは、つい気になってしまいますね。これも服飾会社で働いていた頃の癖だと思います(笑)
あとは不動産関係で働いているので、街を歩きながら開発した会社の違いを見るのは楽しいですね。丸の内は三菱地所、日本橋の方は三井不動産、神田は住友不動産、といったように。

御年80歳とは思えない活動範囲です。若い頃のご経験が今も活きていらっしゃるのですね。

堀田:そうですね。最初に入社したのが服飾会社で、色々な人間関係のつながり方はそこで学びました。当時は出張が多く、都内や全国の百貨店によく出張しました。会社から寝台車代は出るのですが、運賃の安い夜行列車で行っちゃったり(笑)そうすると前に座った方と7〜8時間一緒にいることになりますから、みかんをもらったりあげたりして。そういう交流がありました。
服飾会社から系列の不動産会社に出向になったときは驚きましたが、働いているうちに不動産って面白いって思うようになりました。宅建などの資格を取り、いくつかの転職を経て、今も不動産の世界で働いています。

町会の特徴や課題はありますか?

堀田:一棟の建物で一つの町会を構成しているので、かなり特徴的な町会だと思います。町会とはまた別組織で、全ての住民がマンション維持管理のための「自治会」に加入しています。そのため、町会の課題も共有部分の管理とか防犯とか、「自治会」で協議する内容と密接につながった議題になることが多いですね。
私としては、一人暮らしの高齢者の方の見守りとか、緊急時の家族への連絡先を共有するとか、そういったこと課題だと思っています。

小林:町会員全員が同じ建物に住んでいる分、そういった問題は気になりますよね。行政とうまく連携しながら見守っていきたいですね。

堀田:はい。それから、住民に町会の必要性や恩恵を理解していただくために色々と工夫しています。例えば、町会活動に積極的に参加してくださる方のために町会で保険に入っています。町会の役員の仕事で万が一けが等を負ってしまった時には、治療費を出せるように備えてあります。

小林:実際に地域のためになくてはならない業務ですから、良い取組みですね。


お仕事にもアクティブに取り組まれている堀田会長。
色々なお話を聞くことができてとても楽しかったです。
どうか、いつまでもお元気でお過ごしください!

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