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小川町北部一丁目町会
おがわまちほくぶいっちょうめ

小川町北部一丁目町会


弘化年間の絵図によると、当町会と淡路町一丁目町会にまたがって、松平左衛門尉の屋敷がある。

明治初期に町屋となり、「旧小川町と旧淡路町一丁目の一部」と「雉子町の一部」が昭和8年に「小川町一丁目(北)」になり、町会としては昭和30年に発足した。

親子四代に亘る芸能一家

地域に根付いて75年、能楽師の家。

室町時代から続く伝統芸能である能楽の観世流能楽師、初代木原康次氏が昭和2年に小川町に世帯を持ったとき家に舞台も建て、演能活動のかたわらお弟子に稽古をしたのが始まりという。

昭和3年に生まれた2代目康夫氏は、現在まで75年間ものあいだ舞台を守ってきた。「父と共に戦争中に疎開もせず家や大切な舞台を守ってまいりました。ビルに建てなおす折にも他の場所を捜しましたが、住み慣れた所から離れられず、戦中戦後から現在に至るまでこの地に住みつづけております。」と現当主康夫氏。現在は康夫氏の長男であり、3代目でもある康之氏が若手能楽師として活躍し、そのかたわらお弟子に稽古をつけているという。また孫の4代目、康太氏も子方で舞台に出演している。平成14年春、康夫氏は初代に続き、2代にわたり叙勲の栄に浴した。

「以前は近所の方も大勢お稽古に来られておりましたが、近頃ではこのような伝統芸能を守り続けている家があることすら知らない方が多く残念です。これを機にどうぞ能を見て戴きたく、そして後世に続きますよう、御支援賜りますようお願い致します。」とのことである。

初代 木原康次(やすじ)  昭和四九年春 勲五等双光旭日賞授賞 平成四年他界九十才
二代目 〃康夫(やすお)  平成一四年春 勲五等双光旭日賞授賞 平成十八年他界七十七才
三代目 〃康之(やすゆき) 若手能楽師として活躍
四代目 〃康太(こうた)  学生 子方として活躍


「二人静」(木原康夫・康之)交友会にて


「葵上」(木原康之)康浪会にて

「枕之段」(木原康夫)交友会にて

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